小臀筋と腰痛の関係性【ラクリスfit大阪/寝屋川/香里園/整体】


腰痛は多くの人が経験する一般的な症状ですが、その原因は一様ではありません。腰椎や骨盤周辺の筋肉が影響することが多く、特に小臀筋の機能不全が腰痛に関連する場合があります。今回は小臀筋と腰痛の関係について解説します。

#### 小臀筋の役割
小臀筋は、骨盤の外側に位置し、主に股関節の外転や内旋、安定性の確保に寄与します。小臀筋は歩行時に骨盤を安定させ、バランスを保つ重要な役割を果たします。

#### 小臀筋の機能不全と腰痛
小臀筋が弱化したり、硬直したりすると、骨盤の安定性が低下し、その結果として腰に過剰な負担がかかります。これにより、腰痛が発生することがあります。特に、片側の小臀筋が弱くなると、身体の左右バランスが崩れ、腰椎に無理な力が加わるため、腰痛が悪化することもあります。

#### 小臀筋のトリガーポイントと腰痛
小臀筋にはトリガーポイントが形成されやすく、これが痛みの原因となることがあります。トリガーポイントは、筋肉内の緊張した部位で、押すと痛みがあり、腰痛として感じられることがあります。この痛みは、時に腰椎や骨盤周辺に放散し、腰痛の原因と誤解されることがあります。

#### 小臀筋のセルフケアと腰痛予防
腰痛を予防・改善するためには、小臀筋を適切にケアすることが重要です。ストレッチやエクササイズを通じて、小臀筋を柔軟かつ強化することができます。特に、以下のようなエクササイズがおすすめです。
- **小臀筋ストレッチ:** 仰向けに寝て、片方の膝を反対側の肩に向けて引き寄せる。
- **サイドレッグレイズ:** 横向きに寝て、上側の脚をまっすぐに持ち上げる。
- **ヒップアブダクション:** 立った状態で、片方の足を横に持ち上げる。

#### まとめ
小臀筋は腰痛と密接に関連しており、その機能不全が腰痛の原因となることがあります。小臀筋の適切なケアやエクササイズを行うことで、腰痛の予防や改善が期待できます。腰痛に悩んでいる方は、ぜひ小臀筋のケアを取り入れてみてください。