咬筋の不調がカラダに与える影響【ラクリスfit大阪/寝屋川/香里園/整体/マッサージ】

咬筋(こうきん)は、顔の側面に位置する大きな筋肉で、噛む動作を助ける重要な役割を果たしています。しかし、咬筋が不調になると、さまざまなカラダへの影響が現れることがあります。

まず、咬筋の不調は顎関節症に関連することがあります。咬筋が過度に緊張したり、硬直したりすると、顎の動きが制限され、痛みや不快感を引き起こすことがあります。また、口を開けるときにカクカクと音がする、または開けづらいと感じることもあります。

さらに、咬筋の不調は頭痛や肩こりの原因となることも少なくありません。咬筋が過度に緊張すると、周囲の筋肉や神経にストレスがかかり、その結果、緊張性頭痛や首、肩の痛みが生じることがあります。特に、片頭痛や慢性的な肩こりを抱えている人は、咬筋の状態を見直すことが症状改善につながるかもしれません。

また、咬筋が不調であると、顔の歪みや左右非対称の原因になることもあります。咬筋が一方に偏って強く使われると、顔の輪郭が変わり、左右のバランスが崩れることがあります。これは、美容面でも気になる問題です。

最後に、消化不良や胃腸の不調に影響を及ぼす可能性も考えられます。咬筋が正しく機能していないと、食べ物を十分に噛むことができず、消化がスムーズに行われないことがあります。これが長期的に続くと、消化器系に負担がかかり、胃腸の不調を引き起こすことがあるのです。

咬筋の不調は、単に顎や顔の問題に留まらず、全身にさまざまな影響を与える可能性があります。そのため、顎や顔、首、肩に違和感を感じる場合は、咬筋の状態をチェックし、適切なケアを行うことが重要です。