内腹斜筋の不調によるカラダへの影響【ラクリスfit大阪/寝屋川/香里園】

内腹斜筋(ないふくしゃきん)は、体幹の安定性を保つために重要な役割を果たす筋肉です。この筋肉が不調をきたすと、さまざまな体の不調が現れることがあります。今回は、内腹斜筋の不調がカラダに及ぼす影響について詳しく見ていきましょう。

#### 1. 姿勢の崩れ

内腹斜筋は、体幹の安定性を保つために重要な筋肉の一つです。この筋肉が弱くなったり、硬くなったりすると、正しい姿勢を維持することが難しくなります。結果として、背中や腰に負担がかかり、猫背や反り腰などの姿勢の崩れが生じやすくなります。

#### 2. 腰痛

内腹斜筋が不調をきたすと、腰痛の原因になることがあります。特に、長時間座っているときや重いものを持ち上げるときに、腰にかかる負担が増加します。内腹斜筋が正常に機能していない場合、腰の筋肉が過度に緊張し、痛みを引き起こすことがあります。

#### 3. 呼吸機能の低下

内腹斜筋は、呼吸にも関与しています。深呼吸をする際には、内腹斜筋が収縮して肋骨を引き下げ、肺を圧迫して空気を排出します。この筋肉が不調になると、深呼吸が難しくなり、呼吸機能が低下することがあります。これにより、疲労感や息切れを感じることが多くなります。

#### 4. 消化機能の低下

内腹斜筋は腹部の筋肉群の一部であり、消化器官の働きにも影響を与えます。この筋肉が硬くなると、内臓の動きが制限され、消化機能が低下することがあります。具体的には、便秘や消化不良などの症状が現れることがあります。

#### 5. 運動機能の低下

内腹斜筋は、身体をひねる動作や側屈(体を横に曲げる動作)に関与しています。この筋肉が弱くなると、これらの動作が制限され、運動能力が低下することがあります。スポーツや日常生活において、バランス感覚や敏捷性が低下することが考えられます。

### 内腹斜筋のケア方法

内腹斜筋の不調を改善するためには、以下のような方法が効果的です。

1. **ストレッチ**:内腹斜筋を伸ばすストレッチを定期的に行うことで、筋肉の柔軟性を保つことができます。

2. **筋力トレーニング**:プランクやサイドプランクなどのエクササイズを行うことで、内腹斜筋を強化することができます。

3. **姿勢改善**:正しい姿勢を意識することで、内腹斜筋にかかる負担を軽減することができます。

4. **呼吸法の練習**:深呼吸を意識的に行うことで、内腹斜筋の働きを改善し、呼吸機能を向上させることができます。

内腹斜筋のケアを怠らず、日常生活や運動習慣に取り入れることで、健康な体を維持しましょう。