前鋸筋のセルフケアマッサージ方法【ラクリスfit大阪/寝屋川/香里園】

前鋸筋は肩甲骨を支え、肩の動きをサポートする重要な筋肉です。しかし、デスクワークやスマートフォンの使用が多い現代では、この筋肉が緊張しやすく、不調を引き起こすことがあります。そこで、前鋸筋のセルフケアマッサージ方法を紹介します。

### 前鋸筋の場所と役割

前鋸筋は、胸の側面から肩甲骨の内側にかけて位置し、肩甲骨を安定させる役割を果たしています。特に、腕を前方や上方に動かす際に重要です。前鋸筋が緊張すると、肩や上腕に痛みが生じることがあります。

### セルフケアマッサージの手順

#### 1. 準備

マッサージを行う前に、リラックスできる環境を整えましょう。静かな場所で、深呼吸を数回行い、全身の力を抜いてください。

#### 2. マッサージボールの使用

テニスボールやラクロスボールなどのマッサージボールを使用すると、効果的に前鋸筋を刺激できます。

- **ボールの位置決め:** 壁に背を向け、肩甲骨の内側にボールを置きます。ボールを前鋸筋の位置に当てるようにしましょう。
- **圧迫とリリース:** ボールに体重をかけながら、痛みを感じるポイントを探します。見つけたら、約30秒間その位置で圧迫し、リリースします。これを数回繰り返します。

#### 3. 手指を使ったマッサージ

マッサージボールがない場合、手指を使っても効果的にマッサージできます。

- **位置確認:** 手を肩に置き、肩甲骨の内側を触れます。ここが前鋸筋の位置です。
- **圧迫と動き:** 親指や指先を使って、前鋸筋をゆっくりと押しながら、肩を前後に動かします。圧力をかけすぎないように注意しながら、痛みを感じるポイントを重点的にマッサージします。

#### 4. ストレッチの追加

マッサージ後は、前鋸筋をストレッチすることで、さらに効果を高めることができます。

- **肩甲骨のストレッチ:** 胸を開き、肩甲骨を寄せるように意識してストレッチします。片腕を肩の高さで壁に当て、体を反対方向にねじると効果的です。
- **側面のストレッチ:** 片腕を頭の上に持ち上げ、反対側に体を倒します。この状態で前鋸筋を伸ばします。

### 日常生活での予防法

- **姿勢改善:** デスクワークやスマートフォンの使用時には、正しい姿勢を保つことが重要です。肩甲骨を引き寄せ、背筋を伸ばすように意識しましょう。
- **定期的な休憩:** 長時間同じ姿勢を続けることは避け、1時間ごとに短い休憩を取り、体を動かすように心がけましょう。

### 終わりに

前鋸筋のセルフケアマッサージを取り入れることで、肩の緊張や痛みを軽減し、快適な生活を送ることができます。ラクリスfit大阪では、前鋸筋の専門的なケアも提供しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。