寝不足が続くと…

こんにちは、ラクリスfit大阪のNAOKIです。

今回は寝不足についてのお話です。

日本人の平均睡眠時間は、世界で見ると33位とかなり低い水準になっています。

寝不足が続くと主に下記のような身体への悪影響が現れやすくなります。

【1】細胞が老化する

睡眠時に関係のある代表的なホルモンは２つあります。

１つ目は、成長ホルモン。

これは成長期のうちは細胞の生育や成長に使われ、大人になると細胞の修復を担う大事なホルモンで、体が成熟した25歳頃から急激に減少します。

もう１つは、抗酸化作用で有名なメラトニン。

メラトニンの主な役割は体内時計の調整で、抗酸化や免疫も司ると言われていますが、成長ホルモンと同じく年齢とともに減少してしまいます。

しかしこれら2つのホルモンは、質の良い睡眠によって上手に活用することができます。

眠りが深くなる第１～第２周期では、成長ホルモンとメラトニンがより多く分泌されています。

この力は年齢を重ねてもそれほど失われません。

寝入り時にぐっすり眠るという睡眠前半の質を上げる事で、2つのホルモンの恩恵を十分に受けられるのです。

【2】自律神経の不調を引き起こす

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

本来、昼間は交感神経が優位ですが、18時以降に曲線が交差し、夜のリラックスモード（副交感神経優位）に入ります。

しかし睡眠不足は、自律神経の乱れを引き起こす原因になります。

オンとオフの切り替えがうまくできず、交感神経が優位な状態が続いてしまいます。

寝不足気味だと感じる際は、自分が思っているよりも長く心と体を解放するリラックスタイムを作ることが大切です。
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