膝の不調の原因

こんにちは、ラクリスfit大阪のNAOKIです!

今回は膝の動きについて解説をしていきたいと思います。

膝の痛みでお悩みの方は多くいらっしゃいますが、膝の痛みと同時に曲げにくい・伸ばしにくいという症状があります。

なぜこのような症状が多くみられるのでしょうか?

膝の動きは基本的に曲げる・伸ばすという方向になります。

しかし、膝の関節を細かく見ると回旋といって捻れる動きが生じています。

これを終末強制回旋運動と言います。

具体的には、膝を伸ばす時には脛骨(スネの骨)が微妙に外側に捻れる動きが生じ、反対に膝を曲げていく時には脛骨は内側に捻れるような動きです。

この動きは膝の曲げ伸ばしを行う際には必ず必要な動きになります。

つまり、膝が痛い方や曲げ伸ばしが出来なくなった方は、この終末強制回旋運動が起こりづらくなっているという事です。

ではなぜ膝の捻れが出来なくなるのでしょうか?

この終末強制回旋運動というのは膝の曲げ伸ばしを行うと自然に生じるものになります。

この自然な動きを邪魔するのが、膝周りの筋肉の硬さです。

膝周りの筋肉が固くなることで終末強制回旋運動の動きを邪魔してしまい、関節の噛み合わせが悪くなり痛みが生じたり曲げ伸ばしが出来なくなります。